課題
事業拡大の際にワークフローを簡素化
BNIM が設計するビルは外観の素晴らしさはもちろん、その持続可能性とエネルギー効率が評価され、全国的な賞を何度も受賞しています。この成功を受け、カンザスシティーにある本社以外にも全米 7 か所に新しいオフィスを構えて業務を拡大しましたが、異なる場所に散らばる社員の共同作業という点で、既存のプロセスが明らかに成長の足を引っ張っていました。個々のオフィスで別々のネットワーク ドライブを使用し、別の場所で勤務している同僚やコンサルタントとの共同作業を困難なものにしていました。特に 3D Autodesk Revit モデルのような複雑なファイルを処理するときに、この問題は顕著でした。通信担当ディレクターのエリン・ゲール氏はこう言います。「前夜までに建築士がファイルをサーバーにアップロードしなければならないため、提案書の期限までたちまち時間が経ってしまうものです。ですから、当社は通信のために、かなり余裕を見込んだスケジュールを立てていました。」オフィス以外の場所にいる建築士は VPN とプロジェクト管理ソフトウェアの操作に手こずっていました。これは、誰かが変更を加える度に繰り返される面倒な手順でした。IT 部門ディレクターのポール・ウォーターズ氏はこのように述べています。「当社の既存ツールでは、容量の大きい Revit モデルを効率的に共有できませんでした。何か他の仕組みを導入する必要があったのです。」上記の問題をすべて回避するため、社員は自分の BNIM メール アドレスで個人用の Dropbox アカウントを使い始めるようになりました。同社は数々の企業向けクラウド プロバイダを評価しましたが、Dropbox が群を抜いて優れているという結果に驚きはありませんでした。「デバイスに懐疑的なユーザーにとっても、Dropbox は最も操作しやすいソリューションだったのです」と、ウォーターズ氏は続けます。
以前はファイルを共有して共同作業するために数多くの手順を踏む必要がありましたが、Dropbox が不要な手順を省いてくれたので、当社のワークフローの効率が飛躍的に改善されました。