バーチャル ファースト宣言
Dropbox では、バーチャル ファーストの働き方を実践するにあたり、次の原則を指針としています。
すべては試作品
私たちは、いつどのように仕事をすべきなのでしょうか。昨今、その答えはめまぐるしく変化しています。現代のビジネスで成功を収めるためには、企業文化から製品に至るまで、私たちが作るすべてのものを創造的な実験として扱う必要があります。製品をリリースするのはそこから何かを学ぶためであり、完成度は常に 1 % です。
基本は非同期型
ただそこにいるだけで生産性を発揮しない「プレゼンティーイズム」がはびこる中、Dropbox が重視するのは自律と集中です。Dropbox では、3 つの D(ディスカッション、ディベート、意思決定)が必要な場合にしかミーティングは開きません。それ以外のトピックについては、チャット、メール、またはドキュメントでやり取りします。重要なのは、ミーティングに何回参加したかではなく、どのような成果をもたらしたかです。
バーチャルな仕事に人間味を
Dropbox では、仕事の内容や所在地に関係なく、すべての社員がバーチャルな仕事環境で最高の成果を上げられるようになってほしいと考えています。この目標を達成するため、社員の幸福感を高める思いやりのある企業文化の確立と、仕事の流れをもっとスムーズにする製品の開発に力を注いでいます。
物事をシンプルに
毎日必要なファイルを探し回ることや、大量のアプリを管理することだけが仕事ではありません。Dropbox では、社員がもっと重要な作業に専念できるよう、仕事のための仕事をできるだけ排除しようとしています。そのために、資料を簡潔にし、1 か所にまとめ、必要な人が自力でアクセスできるように努めています。
遊び心をデザインに取り込む
Dropbox が開発しているのはエンタープライズ向けのソフトウェアかもしれませんが、だからと言ってお堅い雰囲気で仕事をする必要はありません。クリエイティブな作業には、創意工夫が必要です。そのため Dropbox では、すべての作業にちょっとした遊び心を加えるようにしています。それは、バーチャルなミーティングを行う場合でも、デザイン上の意思決定を下す場合でも変わりません。