2020 年 3 月 17 日更新:すべての Dropbox Business チームが Dropbox Rewind を利用できるようになりました。管理者は管理コンソールでチーム メンバーの設定を変更できます。
2019 年 9 月 30 日更新:Dropbox Business を利用中のチームは、[管理コンソール]で先行アクセス プログラムを有効にすることで、この機能を利用できるようになりました。
仕事で重要なファイルをうっかり削除してしまった、あるいは間違った内容で上書き保存してしまったという経験は誰にでもあるはず。そんなときでも、Dropbox があれば安心です。Dropbox には、ファイルの復元機能とバージョン履歴が組み込まれているからです。
しかし、災害やマルウェアなどの緊急事態が発生した場合はどうすればよいでしょうか?たとえば、プロジェクトの途中でアプリケーションがクラッシュし、作業中の内容がすべて失われてしまうかもしれません。また、ランサムウェアの標的になり、ファイルがロックされてしまうという最悪の事態も考えられます。破壊的な事態から復旧するのは、単に編集内容を元に戻したり、なくなったファイルを復元したりするよりも難しいように思えます。
しかし、Dropbox がファイルを保護していれば、深刻な事態を想像してあれこれ悩まなくても大丈夫です。新たに登場した Dropbox Rewind を使うことで、アカウントの状態を災害や問題が発生する前の時点に戻せるので、重要なファイルをすべて守ることができます。
Dropbox Rewind を使えば、アカウント内のコンテンツに深刻な影響を与えた事故から簡単に復旧できます。操作は簡単。dropbox.com にログインして、問題発生前と思われる時点までアカウント全体の状態を戻すだけです。アカウントの状態を戻す正確な時点を選んで、すべてのファイルをまとめて復元できます。
ファイルやアカウント全体を巻き戻せば、問題が発生しなかったも同然です。復元したファイルは、リンクしているすべてのデバイスに同期されるので安心です。差分同期や増分バックアップなどのファイル バックアップ オプションをうまく活用しましょう。
今すぐに Rewind が必要なくても、その機能を知っておいて損はありません。Dropbox Plus のユーザーは過去 30 日間の任意の時点にアカウントを巻き戻すことができ、Dropbox Professional のユーザーは過去 180 日間の時点から選べます。Dropbox Business をご利用のお客様も、この機能を利用できるようアップデートする予定ですのでお待ちください。