ステップ 1:「場の空気」を温める
バーチャル ワークショップを始める前に、今からチームで取り組もうとしているプロジェクトについて、メンバーそれぞれに「物語」を書いてもらい、全員で共有します。実際に物語を書いて声に出して読むとなると、緊張するメンバーがいるかもしれません。そこで以下のように、基本的なルールをいくつか決めるとよいでしょう。
- うまく書く必要はない。文法を取り締まる警官はいないので、思いついたことを自由に書いて構わない。
- プレスリリース、新聞記事、社内メモなど、好きな形式で構わない。
- 普段は失礼になると思って口にしないことも、正直に書いて構わない。
ステップ 2:2 種類の物語をつくる
バーチャル ワークショップを始めたら、チームを大失敗組と大成功組の 2 つのグループに分けて、次のことをしてもらいます。
- 全員が個人用ノートを用意する
- 大規模プロジェクトがスタートしてから 1 か月後を想像する
- 大失敗組は、1 人 15 分で、失敗した理由をざっくばらんに詳しく明かす物語を書く
- 大成功組は、成功に至ったシナリオを同じように物語にする