有料メディア広告の場合
複数のメディアやチャネルを駆使した有料キャンペーンで使うアセットの整理に苦労していませんか?もしそうなら、キャンペーン専用のスペースを Dropbox に作成し、フォルダを使って概要資料やプレゼンテーション、そして各種サイズの広告を整理、共有してみましょう。そうすれば、最新の成果物を探し出すためにメールの山を探し回る必要がなくなります。同僚やクリエイティブ チーム、下請け業者は、すべてのファイルを 1 つの場所にアップロードし、同じ場所にあるファイルを編集できるので、バージョン違いを心配することなく、常に最新版のファイルで作業できます。また、高画質の大容量ファイルをダウンロードしてパソコンのハード ドライブの容量を消費することもなくなります。
最終的な納品先にファイルを送る準備ができたら、Dropbox Transfer を使いましょう。手早く簡単に成果物を納品できます。Dropbox Transfer では、1 回につき合計で最大 100 GB のファイルを送信できるほか、ファイルがダウンロードされたときに通知を受けることができるので、相手がファイルを受け取ったことを確認できます。そのため、画像でも動画でも、ウェブ ページのスライド ショーでも、期日どおりの確実な納品が可能です。
ソーシャル メディア キャンペーンの場合
ソーシャル メディア キャンペーンでは柔軟な対応が強く求められます。文化的なトレンドやイベントにすばやく反応する必要がありますし、幅広いアセットを使って他のチームと共同作業しなければなりません。時には、ストーリーや投稿内容についてその日のうちに承認を得ることも必要になります。このようにスピーディーな対応が必要となるなら、できるだけスムーズに事を運べるようにしておきたいものです。
Dropbox のファイル リクエスト機能を使うと、写真やファイルを複数の人から収集し、1 つの専用フォルダにまとめることができます。共同作業の相手は、メールで送られてくるリンクを使って、適切なファイルを適切な場所にアップロードできます。ファイルをアップロードするのに、Dropbox のアカウントは必須ではありません。
プロフェッショナルからのアドバイスをもう 1 つ。オートメーション機能を使うと、ソーシャル メディア キャンペーン用のアセットを収集するフォルダで、ファイルを形式別に並べ替える、アップロードされたファイルにタグを追加するといった処理を自動で行うことができます。特にタグ付けはとても効果的です。ファイルにタグを付けておくと、似たような写真がたくさんある場合に、目的の写真を探す手間を大幅に軽減できます。
タグのラベルには、プロジェクトのテーマや画像の内容、クライアント名、コンテンツを使う日付など、あらゆるものを使用できます。誰でも守れる整理の約束事を作っておくと、業務の流れがスムーズになり、最新の状況を把握しやすくなります。
メール キャンペーンの場合
顧客とつながるためにメールを使うことは、今やマーケティング活動の常識となりました。特に、顧客ごとにプロセスをカスタマイズする専用のテクノロジーとともに広く使われています。オーディエンスの特性や行動に基づいてカスタマイズしたメールを使えば、キャンペーンを「1 本の線」ではなく「蜘蛛の巣」のように展開することが可能になります。
季節ごとのメール キャンペーンでも、通年で送る購読者向けのコンテンツでも、大切なのは、アセットの確認とリリースを反復的に実施する、しっかりとしたプロセスを確立することです。クリエイターや製品マーケティング マネージャーなど、チームの枠を超えた多様なメンバーが共同作業をすることになるので、各自がコメントや注釈をコンテンツの適切な場所に付けられるようにしておく必要があります。
Dropbox をフィードバックの共有に活用すると、顧客に送るメールを効率よくブラッシュアップできるようになり、バージョン管理の煩わしさからも解放されます。ファイルに直接コメントできるだけでなく、特定の相手にタグ付けしてコメントに対処するよう求めることもできます。各ファイルのバージョン履歴も簡単に追跡できるので、いつどのような変更が加えられたかを確認でき、誤ったバージョンに編集を加えてしまうミスも防止できます。すべての考えをコメントとして書き出すのが難しい場合は、Dropbox Capture を使うことで、GIF や画面録画を手早く作成できます。
このようなプロセスを確立しておくと、いざキャンペーンを開始したときに適切なオーディエンスに適切なメールを送れるので、リンクのクリック数アップが期待できます。
マーケティング キャンペーンの種類を問わず、Dropbox の各種ツールを活用すれば、マーケティング チームで扱うファイルを整理してクリエイティブの制作プロセスを効率化できるので、より質の高い成果物を作成できます。