クリエイティブな映画制作プロセスでさまざまな意見を集約できる場所

あるクリエイティブ ディレクターが、映画制作のフローを改善し、さまざまな国や地域にまたがるプロジェクトをスムーズに進行しています。その中心にあるのは、シンプルで直感的なツールです。誰もがアイデアを持ち寄って、その中から最も優れたものを選び出すことができます。

Kaleidoscope Pictures ブランド エクスペリエンス担当ディレクター アダム・ニールソン氏の顔写真

Kaleidoscope Pictures ブランド エクスペリエンス担当ディレクター アダム・ニールソン氏

 

数年前のことです。結婚を控えた友人を祝うために、ダーツバーならぬ「斧投げバー」でパーティを主催しました。斧を投げながら、ある人と知り合いになりました。その人は、Dropbox で働いているというのです。私も Dropbox を愛用していると伝えると、彼は Dropbox Paper を紹介してくれました。

私は熱心に話を聞きました。この業界では、アイデアを伝えるために重要なのは、テキストだけではありません。ビジュアルや動画も大切です。Dropbox Paper はただのテキスト ドキュメントとは違って、さまざまな用途に応用できます。Dropbox Paper には簡単にビジュアル要素を入れたり、Dropbox リンクなどの要素を配置したりできます。ひと目で気に入りました。

Kaleidoscope Pictures でブランド エクスペリエンス担当のクリエイティブ ディレクターとして働く私は、Dropbox Paper が最高のハブになると確信しました。私たちは、ロサンゼルスやニューヨークに専門のスタジオを構えているわけではありません。ユタ州のプロボに拠点を置いているので、制作しているメディアの種類は多岐にわたります。スケッチ コメディのシリーズ物、劇映画、マスタークラス、バーチャル イベント、そしてミュージック ビデオやイベントまで、複数のプロジェクトを並行して制作するのも珍しいことではありません。1 つの分野にこだわらず、自由に活動したいと考えています。

私たちは、どんなプロジェクトであっても、参加する全員が意見を表明できるようにしたいと考えています。私たちは、チームがクリエイティブなビジョンを生み出せるよう、クライアントを巻き込むことを目指しています。

そこで役立つのが、Dropbox Paper です。

「Paper がコラボレーションの土台となっています。

ドキュメントが常に更新されているので、クライアントもチームも、わからないことがあればここで最新情報を確認します。大量のメールから必要な情報を探し出したり、どこかにログインしたりする必要はありません。」

ノート パソコンを見ながら話している 3 人の人物

豊富なメディアに対応したドキュメントで全員を会話に引き込む

私は、クリエイティブなプロセスを最大限に活かしつつも、創造的な作業やコミュニケーションを効率化できるツールを常に探しています。以前に使っていた共同作業プロセスでは、多数の対面ミーティングが必要でした。すべてをプレゼン資料にまとめて、全員に最新情報を周知するのは骨の折れる仕事でした。しかし、Paper を導入してからは状況が一変しました。

まず、チームやプロジェクトへのオンボーディングに Paper を使うようになりました。

1 つの Paper ドキュメントに、オンライン会議の録画、文字起こし、ホワイトボードの写真、記事、リンク、そのほか関連するコンテンツをすべて収めることができます。誰もがプロセスの進捗を全体的な視野から見ることができるので、プロジェクトの様子が手に取るようにわかります。

次に、クライアントとのファイルやデータの共有、そして共同作業が改善されました。

たとえば、スタジオのセットを作っているとしましょう。まずはクライアントのデザイン チームとオンライン会議を行って、カラー パレットを決定します。会議の録画内容を Paper に貼り付ければ、セット デザイナーが内容をチェックできます。その後、私がセットに関する一般的な要件を追加することも可能です。セット デザイナーがムード ボードを追加することもできます。クライアントも共同制作者も、あらゆる要素が追加されていく様子をリアルタイムで見ることができます。ロケ地や家具などの写真をチェックできるのは特に有用です。

さらに、いつでも、どこにいても、すべての情報を一元管理できるようになりました。

新たに加わった共同制作者もすぐに状況を把握でき、クライアントが取り組んでいた作業を引き継ぐことができます。また、メールでのやり取りもスムーズになります。連絡の内容をすべて Paper ドキュメントに貼り付けることで、チームはやり取りの流れをすべて 1 か所で確認できます。メモ、アイデア、コンテキストがまとめられて、調整することもできます。

撮影のアイデアを書き込んだ Dropbox Paper のファイル

シンプルさが強みのダイナミックなツール

Paper は文書作成のツールではありません。問題を共同で解決し、アイデアを共有し合うためのソリューションです。Paper なら、テキストだけでなく、画像、音声、動画など、さまざまなメディアを 1 つのドキュメントにまとめることができます。

世の中には多数のプロジェクト管理プラットフォームがあります。問題は、多様なチームと共同で仕事を進める際に、誰もが使い慣れた好みのツールを使いたがるということです。1 つのプラットフォームに全員を集めるのが難しく、結局はばらばらになってしまうのです。その点、Dropbox Paper は完璧なソリューションです。わかりやすく、驚くほど柔軟性が高いのです。必要な情報を確認するために、何かにログインする必要はありません。

とてもダイナミックで汎用的です。Pinterest も視覚的なインスピレーションという点では優れたツールですが、柔軟性の面では欠けている部分があります。画像の隣にメモを残すことができず、画像を共有している理由については伝えられません。Google ドキュメントも人気のようですが、Paper に追加できる機能性に比べれば制限のあるフレームワークと言わざるを得ません。Paper なら、Google アカウントの有無を気にする必要はありません。権限のリクエストやセキュリティについても心配は無用です。必要な操作と言えば、Dropbox で共有することくらいです。

アコースティック ギターを弾く 2 人の男性。Gracenote に出演するトラビス・グリーン氏
撮影セットを前に考えている男性

制限の中での創作活動

Paper を使い始めたころは、コミュニティでの共同作業を刷新することが、パンデミックの時期にこれほど役立つとは思ってもみませんでした。制作は中止や休止に追い込まれ、業界の誰もが「いつになったら再開できるのか?どうやったら安全な映像制作ができるのか?」と考えていました。

Paper は、新型コロナウイルス対策を私たちが策定する際の欠かせないツールとなりました。他の制作現場で働いていた人たちが、各自の経験を踏まえて知見を書き込んでくれたのです。あっという間に、総合的な安全ガイドラインを作り上げることに成功しました。

さらに Paper は、チーム外の人たちとの継続的なコラボレーションにも役立っています。パンデミックが始まったころ、多くのプロジェクトが進行中でした。たとえば同僚のジョン・フォスは、インドで初となる女性プロ サーファーを追ったドキュメンタリーの撮影をまさに始めるところでした。多くの時間とリソースを費やしてきたので、クライアントも取りやめるわけにはいかないと言ってくれました。そこで活躍したのが、Paper です。ジョンは現地に行けないので、代わりにインタビューの質問や、撮影に関するアイデア、クリエイティブ資料をチームに伝えて、現場での指揮をチームに任せることにしました。その結果、現地のチームは見事に魅力的な映像を仕上げました。

2020 年のような混乱と恐怖の中にあっても、Paper は諦めずに前進できるということをクライアントに示してくれました。

カメラ機材を用意して冬の屋外で撮影を行う様子。大きな外套を身にまとった 2 人の役者の横で、何かを指さしている映画スタッフ。

新しい道を進む自信

撮影スタイルをリモートに転換したのですが、コンテンツの共同制作者が自信を持てないという場面もありました。そこで、諸々の手順を説明する動画を作りました。アプリのダウンロード方法からマイクの接続方法、撮影時のエチケットなどを説明したのです。こうした指示があったので、世界中の共同制作者が自信を持って撮影できるようになりました。情報はすべて「セルフ撮影 Paper」というマルチメディア ドキュメントにまとめ、各プロデューサーがプロジェクトごとにカスタマイズできるようにしました。

「セルフ撮影 Paper」は、「ティンパノゴス ストーリーテリング フェスティバル」でその効果を証明しました。この映画祭は、同種のものとしては最大規模で 2020 年からはバーチャルに移行しました。ただし、ストーリーテラーの専門はあくまでストーリーテリング。テクノロジーが専門ではないのです。イベント主催者から送られるメールの指示が混乱を招くことがよくありました。メールは内容が固定的になってしまうという問題があります。「セルフ撮影 Paper」を使うことで、世界中のストーリーテラーがテクノロジーについて理解し、自分たちで撮影する自信を持てるようになりました。フェスティバルは大成功に終わり、今後は対面とバーチャルを組み合わせたハイブリッドで行うことになりました。

小道具を手にしてグレーの服を着ている 9 人の人物。ヘッドフォンを着けた男性

リモート コラボレーションを実現するシンプルな新エコシステム

Paper を導入してから、Kaleidoscope のチームはミーティングに費やす時間と業務ツールの数を削減することに成功しました。当社のオフィスの近くに拠点がない人たちとも問題なく共同作業できるようになりました。ノースカロライナに住む在宅勤務で子育て中の人、ロサンゼルスのコンテンツ クリエイター、ロシアのコンセプト アーティスト、インドの撮影スタッフなどが参加でき、共同作業から「場所」という制限がなくなりました。

Dropbox はあらゆる種類のファイルを保管する優れたレポジトリです。Paper を取り入れることで、エコシステム全体がさらに効率的で共同作業に適したものになります。Dropbox と Paper を組み合わせることで、アイデアを結びつけて共有する際の可能性が広がり、ますます魅力的なストーリーを紡ぎ出すことが可能になりました。