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プロジェクトの成果物を関係者と共有し、より明確なフィードバックを収集する方法

読了目安:4 分

2025 年 1 月 26 日

クリエイティブ作品をプロジェクトの関係者と共有する方法

 

1. 一貫性を保つ — いつも同じ方法でファイルを共有する

一貫性は、優れたプロセスに欠かせない要素です。ただし、一貫性を保つのは決して簡単ではありません。特に、サイズの大きい成果物を共有する場合は原則を外れがちです。メールの添付ファイルにサイズ制限があるからといって印刷物を回覧すれば、何か重大なミスが起きるのはほぼ間違いありません。

成果物を共有するシンプルな方法が必要です。ファイルの形式やサイズに関係なく、いつでも使える方法が必要なのです。方法に一貫性があれば、案件のたびにチーム メンバー全員にそのやり方を教える手間がなくなります。共同編集者は、毎回同じ場所で最新バージョンの成果物を見つけることができるので、目的のファイルを探し回ったりもう一度共有してもらったりする必要がありません。フィードバックも 1 つの場所でスムーズにやり取りできます。

プロセスが複雑であることの最大の問題は、解決される問題よりも多くの問題を生み出しかねないことです。誰だって、些末なことに必要以上に時間を取られたくはないでしょう。

そのため Dropbox では、ファイル共有のプロセスをできるだけシンプルにしています。Dropbox では誰とでもファイルを共有できるので、納品する側にとってもレビューする側にとっても作業はスムーズです。フォト カタログ丸ごとでも大容量の動画プロジェクトでも、ほんの数クリックで相手に送付できます。校正刷りも、修正を反映したらすぐに送ることができます。

さらにレビュー担当者は、Dropbox で直接注釈をコメントすることが可能です。Dropbox なら、フィードバックやファイルのバージョン履歴など、すべての背景情報を 1 か所にまとめておけます。

大容量ファイルを簡単に送信

Dropbox Transfer で最大 250 GB のファイルを安全に共有。パスワードの設定、ダウンロードの追跡、カスタムのブランド設定も可能。

机の上に身を乗り出している 2 人のクリエイター。テーブルに置かれた図面とパソコン モニター上のコンセプトを見ています。
Dropbox UI のスクリーンショット。「クライアント契約書.pdf」というファイルのユーザー権限が表示されています。ドロップダウンで[編集可能]を選択できます。

クリエイティブ作品に対し的確なフィードバックを得る方法

成果物について誰よりも詳しく理解しているのは、制作者であるあなたです。その強みを存分に活かしましょう。フィードバックを集める際には、各レビュー担当者に、あなたが何を求めているかを正確に伝えます。たとえば、次のように依頼します。

  • ライターや編集者には文法チェックを依頼
  • クリエイティブ ディレクターにはデザイン全般についての意見を依頼
  • アカウント エグゼクティブには成果物がクライアントの要件を満たしているかどうかのチェックを依頼

前もって希望を伝えることで、コメントを必要十分な量に絞り込みつつ、各レビュー担当者の専門分野に焦点を当てた的確なフィードバックを集めることができるはずです。

細かな指示を出すのは悪いことではありません。ただし、1 つ注意が必要な点があります。それは方向性を明確にすることです。フィードバックが必要な場所を文字で伝えるだけでなく、目でわかるように示しましょう。Dropbox では、フィードバックが必要なファイルに直接コメントを書き込み、そのうえで共有することができます。このようにすると、レビュー担当者がファイルを開いたときに、あなたのメモや注釈がすぐ目に入るようになります。コメントや質問は、画像、動画、デザイン ファイル、テキスト ドキュメントの特定の部分に記入できるので、プロジェクト チームは、特にフィードバックが必要とされている場所を正確に理解できます。

Dropbox を使って効率のよいシンプルなレビュー プロセスを

優れた制作物は、たくさんの要素で成り立っています。レビューはその中でも特に重要な要素です。的確なフィードバックがあれば、成果物の質を一段上のレベルへと引き上げることができます。

その一方、紛らわしいフィードバックや不明確なフィードバックは、プロジェクトを停滞させる要因になりかねません。大切なのは、レビュー担当者があなたをサポートしやすくすることです。躊躇せず、あなたが求めていることをしっかりと伝えましょう。

ほかの方法で解決できないときは、率先して例を示すのが効果的です。Dropbox のファイル共有や注釈などのツールを使うと、プロジェクトの関係者とより効果的に共同作業を行い、シンプルなプロセスを維持しつつ、必要に応じてフィードバックを求めることができます。

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