クラウドへ移行しようとしている場合でも、Dropbox チーム アカウントへの登録を検討しているだけの場合でも、何より気になるのはセキュリティではないでしょうか。
社員やデータの安全性を守るには、使用しようとしているツールが、市場にあるツールの中で最も優れていると確信できなければなりません。そこで Dropbox は、標準装備の強力なセキュリティ機能の他に、世界有数のセキュリティ サービス企業との提携を通じて、より強固な制御と高い柔軟性を提供しています。ここでは、Dropbox のパートナーから 3 社をピックアップし、両社の技術が Dropbox Business の中核的なセキュリティ機能をどのように拡張し、お客様の安全を守っているかをご紹介します。
Okta で Dropbox Business アカウントを容易に管理
Dropbox Business では、ファイルを共有するシンプルな方法や、全員で最新情報を共有できるチーム フォルダにより、共同作業を手軽に行うことができます。権限の詳細設定を使って、適切なユーザー アカウントのみが適切なファイルやフォルダにアクセスできるようにすることも可能です。でも、社員のアカウントを設定済みのシステムが他にあるのに、わざわざ新しいアカウントを作成して管理するのは面倒に思うかもしれません。実は、Dropbox Business を Okta に連携させると、既存の Active Directory や LDAP ディレクトリを拡張することができるだけではなく、Dropbox Business をはじめとする複数のクラウド アプリのユーザーの作成、更新、削除を、単一のコンソールから実施することができます。
VMware でモバイル ワーカーを安全に保護
Dropbox Business にチームを登録すると、メンバーの社員は外出先でも簡単に業務をこなし、共同作業に取り組めます。モビリティ管理をできるだけスムーズにすることを目的とした Dropbox Business と VMware との連携を利用すると、デバイスの管理、アクセス レベルの制御、リモートでのデータ消去などをすべて 1 か所で行えるので便利です。社員は外出先で Dropbox を使って、さらに多くの業務を安全にこなせるようになります。
Symantec CloudSOC CASB で脅威を検知し、データを保護
ユーザー設定が完了し、モバイル ワーカーの安全を確保したら、次は、ユーザー アクティビティの分析、マルウェアの検出、企業の機密データに対するリスクの把握のためのツールが必要になるのではないでしょうか。Symantec CloudSOC CASB を Dropbox にリンクすると、アクセス セキュリティ ポリシーで組織を保護しつつ、組み込みの Symantec VIP ユーザー認証で、社員は Dropbox に柔軟にアクセスできるようになります。
ネットワーク上の不正な個人アカウントが心配なら、Symantec Secure Web Gateways(ProxySG または Web Security Services)、Symantec CloudSOC CASB Gateway、Dropbox のネットワーク制御が連携してアカウントの使用を制限します。完全に統合された Symantec DLP により、既存の DLP ポリシーと応答ワークフローでデータを保護できます。さらに、詳細なレポート、カスタマイズ可能なダッシュボード、わかりやすい強力な視覚化で、問題のあるアクティビティをすばやく検出することができます。
クラウドのセキュリティを一から構築する場合でも、既存のシステムに Dropbox Business を接続する場合でも、Okta や VMware などのパートナーとの連携を利用すれば簡単です。Dropbox Business パートナーについて、詳しくは、Dropbox とパートナーの連携に関する e ブックをご覧ください。
注:パートナーの一覧を更新しました(12 月 5 日)。