共同動画編集:動画プロジェクトで効果的に共同作業を実施する方法

動画プロジェクトの共同作業では、大容量ファイルサイズや専用の編集ソフトウェアの要件、確認すべき多数の要因によって、段取りが難航を極める場合があります。でも、必然的にそうなるわけではありません。このガイドでは、動画編集の共同作業に必要な情報すべてと共同作業の負担を軽減するツールについてご説明します。

動画編集プロジェクトで共同作業しているクリエイティブのプロ

それぞれ独自の視覚スタイルで知られる、ウェス・アンダーソン氏、ティム・バートン氏、クエンティン・タランティーノ氏という 3 人の世界的に著名な監督と同じ部屋にいると想像してください。皆さんはそれぞれ道路を横断する人を映し出す 10 秒間のクリップを各自で作成するよう求められます。

最終的に 4 つの編集はどれほど似たようなものになるでしょうか?

この例は単純化しすぎているかもしれませんが、その背後にあるものは本質を突いています。元々創造力は主観的であるということです。私たちはそれぞれ感性が異なり、独自のセンスや能力を持っています。1 つの見方にとらわれてしまうと、創造力のポテンシャルを引き出せない場合があります。

だからこそ、動画プロジェクトにおいて新たな視点や他の人の助けを得ることは、最終的な結果に大きな違いをもたらします。

でも、大容量ファイルサイズや専用の編集ソフトウェアの要件、確認すべき多数の要因がある中で、どうすれば他のメンバーと効果的に動画プロジェクトで共同作業を実施できるでしょうか?

このガイドでは、効果的な共同動画編集に必要な情報すべてを網羅しており、動画作成までの時間を短縮する専用の Dropbox ツールをご紹介します。

共同動画編集とは

共同動画編集とは、複数の人が専用の編集ソフトウェアで映像を編集し、動画作品を作成するプロセスのことです。従来の方法ではプロセスが複雑で、何度も手動のアップロードやダウンロード、ファイルのバージョン管理が求められます。

クラウドベースのシステムの進歩により、そういった手順は以前よりもずっと簡単になり、複数の国やタイムゾーンにまたがるチームがリモートでプロジェクトの共同作業を実施できるようになりました。

クラウドベースの共同動画編集のメリット

クラウドベースのシステムを使用して動画を編集することには、多くのメリットがあります。まず初めに、次のことができるようになります。

  • セカンド オピニオンの収集 - 共同で動画をレビューすることで、フィードバックの収集とそれに基づいた行動が容易になります。
  • 制作時間の短縮 - 作業を効率的に分散して、レビュー プロセスを 1 か所で実施することによって、動画完成までの時間をこれまで以上に短縮できます。
  • 円滑な管理 - 1 つのプラットフォームでプロセス全体を処理することで、複数のバージョンの記録を付けたり、頻繁に大容量ファイルを転送したりする必要がなくなります。

Dropbox の豊富なツールによって共同動画編集が簡単になる仕組み

多くの場合、編集プロジェクトが断片的なワークフローに依存することはよく知られています。多数のバージョンのファイルで個別に作業し、ファイル転送でファイルを共有します。フィードバックを理解するには、メンバーからの個別のメールスレッドを無限に確認しなければなりません。

理想的なのは、チームがプロジェクト ファイルを一元的に保存してアクセスできるようにし、同時に作業して、大人数でレビューできることです。さらに、そういったプロセスすべてを 1 か所で実行できるとしたらどうでしょうか?

Dropbox ReplayDropbox クラウド ストレージや他のワークフロー ツールと組み合わせることで、他にはない完全な共同動画編集ソリューションを手に入れることができます。

Dropbox Replay の描画ツールのデモンストレーション。動画にフィードバックが追加されている。

Dropbox が共同動画編集プラットフォームとして強力な理由は以下のとおりです。

全員で同じ情報を共有

Dropbox クラウド ストレージを使うと、全員が単一のファイル セットで作業していることになります。ファイル名の末尾にイニシャルと日付を付けてバージョンを管理する必要はありません。

使い慣れたツールで作業

Dropbox アプリのインテグレーションとオンラインのみのファイル(以前の Dropbox Sync)を使用すると、お好みの動画編集ソフトウェア内にてローカルでファイルを編集し、チームの Dropbox クラウド ストレージに直接保存できます。

すべてのフィードバックを 1 か所に収集

Dropbox Replay でバーチャル試写室を作成し、チーム全体で編集した動画をリアルタイムで視聴できるようにします。フィードバックを収集する準備ができたら、フレーム単位の注釈付きフィードバックと画面上のマークアップを受け取ることができるリンクを共有するだけです。すべてブラウザで動作するため、レビュー担当者が特別なアクセス権を要求したり、ソフトウェアをダウンロードしたりする必要はありません。実際のところ、Dropbox アカウントさえも必要ありません。

フィードバックに基づいて迅速に思い切って対応

Adobe Premiere Pro、Blackmagic Design DaVinci Resolve、LumaFusion、WeVideo などの編集ツールから修正版を直接レビュー担当者に送り、コメントに対応できます。

Dropbox で動画を共同制作する方法

基本事項を網羅したので、一般的な共同動画制作ワークフローの説明に移りましょう。このセクションでは、動画制作の一般的な手順を紹介し、各段階で Dropbox の豊富なツールを使用してポテンシャルを最大限引き出す方法をご説明します。

ステップ 1:動画のアイデアを決定し、ストーリーボードを作成する

素材となる動画を収集する前に、撮影に必要なものを把握し、完成した動画がどのようなものになるかを大まかにイメージしておくことは重要です。

ストーリーボードは、動画の計画を練るうえで優れた手段であり、明確なショット リストと一緒に製作チームに渡すことができます。

ストーリーボードとは、基本的に注釈と短い説明を付けたスケッチのセットであり、企画した動画の主な強調ポイントを視覚化するために使用します。ストーリーボードを使用することで、監督や製作チームは完成品を明確にイメージしやすくなり、推測に頼って撮影することがなくなります。

Dropbox Paper を使用してストーリーボードを作成している場合、ご友人や共同編集者、クライアントを招待して計画のレビューに加わってもらい、画像に直接フィードバックを追加してもらうことができます。

タブレットを使用して、動画のストーリーボードを作成しているクリエイティブ ディレクター

ステップ 2:素材となる動画を収集する

積極的に自分で撮影する場合や撮影チームに任せる場合、映像ストックや既存のアセットから収集する場合など、動画の収集方法が何であれ、編集を始めるには素材となる動画が必要です。

ファイルが集まったら、Dropbox クラウド ストレージにアップロードすれば、どこからでも簡単にアクセスできます。たとえ、海外での撮影を終えたばかりのファイルにすぐにアクセスする場合や撮影後にノートパソコンに転送して次の日に編集ステーションからファイルにすぐにアクセスする場合など、どのようなニーズであっても、クラウド ストレージは柔軟なソリューションを提供します。

動画撮影で素材となる映像を撮影している撮影クルー

ステップ 3:最初の編集を実施する

最初の動画編集を実施するというのは、主要なプロジェクト メンバーを組み合わせて、全員がベストを尽くせる状況を作り出すことです。

Dropbox では、共同編集者に簡単に作業を任せることができます。たとえば、あなたがクリエイティブの動画監督で、専門的なモーション グラフィックスを必要とする場合、クラウド ストレージを介してアクセス権を付与することで、ファイルをアニメーターにシームレスに渡すことができます。

Dropbox アプリ インテグレーションが組み込まれていて、Adobe Creative Cloud や LumaFusion などと統合できるため、アニメーターはファイルを編集してクラウド ストレージに保存し直すことができ、あなたは工程全体を通じてファイルを完全に制御できるほか、ファイルにいつでもアクセスできます。

映画の最初の編集時に共同作業している動画プロデューサー チーム

ステップ 4:フィードバックを収集する

レビュー段階では、多くの動画プロジェクトが立ち往生してしまいます。ばらばらなフィードバックが無限に続き、すべてのフィードバックを理解するためにチームは無駄に行ったり来たりします。

こういうときこそ Dropbox Replay の出番です。動画のレビュー工程がこれまでになく単純になります。

この専用の動画レビュー ソリューションには、次のような便利な機能が備わっています。

  • リンクによる共有 - Dropbox Replay はブラウザベースです。つまり、レビュー担当者は、追加のソフトウェアや Dropbox アカウント、特別なアクセス権を必要としません。
  • バーチャル試写室 - グループで一緒に動画を視聴し、ディスカッションを通じてリアルタイムのフィードバックを集めることで、注目を集めるコンテンツを作成できます。
  • フレーム単位の注釈 - レビュー担当者はフレーム単位でピクセルごとにメモを残せるため、フィードバックを理解するのにあれこれ推測する必要はありません。
  • フィードバックを 1 か所に収集 - レビュー担当者からばらばらに複数のメールが来ることはありません。フィードバックを 1 つのファイル バージョンにまとめられるようになったため、レビュー担当者は他のレビュー担当者からのフィードバックを読んで、同意したり、ディスカッションしたりできます。
フレーム単位の注釈によって動画の共同編集が簡単にできる Dropbox Replay

ステップ 5:完成品を確定して共有する

フィードバックを収集したら、直接すぐに編集し、コメントに対応するだけで、レビュー担当者にバージョンが更新されたことを知らせることができます。

バージョンのタグ付けとステータス タグを使ってすべてを 1 か所で簡単に管理できる、Dropbox Replay のバージョン管理
完成品をエクスポートしたコピーを共有すれば完了という場合、Dropbox Transfer を使用すれば簡単です。リンクを介して最大 100 GB のファイルを迅速かつ簡単に送信できます。ダウンロード ページにカスタム ブランド設定を追加するオプションに加え、アクセス許可やパスワード、必要に応じて他のセキュリティ レイヤーを追加して完全に制御できるオプションも用意されています。
アクセス権を完全に制御して大容量ファイルを簡単に転送できる Dropbox Transfer

Dropbox Replay で動画プロジェクトの共同作業を今すぐ開始

Dropbox には、共同動画編集プロセスを改善するのに必要な機能がすべて備わっています。お気に入りのツールや編集アプリはそのままご使用いただけます。