課題
膨大な機密データを管理できる安全な共同作業プラットフォームの構築
セインズベリー ウェルカム センター(SWC)の UCL 神経科学研究チームでは、1 つの研究プロジェクトで神経細胞ごとに 1 秒間に 30,000 のデータ ポイントを照合し、4 TB を超えるデータを収集しています。その結果を共有する方法がチームの足かせとなり、研究過程が遅くなっていました。
進捗状況を記録する手段は、ノートに手書きでまとめるという方法に限られており、チームのメンバーは、週 1 回ミーティングを開き、各プロジェクトの進捗を口頭で報告しなければなりませんでした。
こうした手間のかかる作業によって、研究チームの貴重な時間が浪費され、メンバーは、研究室での重要な作業に専念できない状態が続いていました。
このため研究チームは、実験で生成される大量のデータを確実に収集し、世界中の研究者と安全に共同作業ができるソリューションを探す必要がありました。
安全性に優れたプラットフォームである Dropbox では、命を救うことにつながる研究活動で、研究者や研究チームが簡単に共同作業できます。おかげで、世界でも選りすぐりの人材が課題の解決に専念できるようになり、極めて複雑な分野の研究活動が大きく進展しています。