課題
署名、梱包、配送 – かさむコスト
すべてが常にめまぐるしく動いている広告業界では、時間的な余裕はほとんどありません。時差がある国の顧客から広告や戦略の承認を得なければならない場合でも、締め切り厳守が鉄則です。以前は、この締め切りを守るために、電通では宅配業者による慌ただしい配達と集荷が繰り返されていました。
電通が屋外看板やテレビのスポット CM などのプロジェクトで使用、共有するファイルのサイズは何百メガバイトにも上りますが、社内メール サーバが 1 回のメールで処理できる容量は限られているため、以前はクリエイティブ素材を顧客や他国の同僚に納品する場合は DVD に頼らざるを得ませんでした。
DVD での納品は、梱包する手間がかかるだけでなく、DVD の配達にかかる日数分だけ制作日数が削られてしまうため、結果としてプロジェクトを短期間に急いで進めることを強いられていました。その上、DVD を発送することで電通には毎月高額な送料が経費としてのしかかっていました。DVD による納品が必要以上にコストがかかることが顕著になる中、電通は別の納品方法を模索するようになりました。そこで電通がたどり着いたソリューションが、速くて信頼でき、低コストであるだけでなく、これまでファイルの共有が困難であった地域でも利用できる Dropbox Business でした。電通の顧客管理を行う安藤 愛氏は「当社にとって国際市場は非常に重要で、頻繁に海外にデータを送信する必要があります。Dropbox Business は安全で信頼性が高いので、海外でも安心して使用できます」と語ります。