候補者のエンゲージメント率を 25 % 高め、公正な採用プロセスを維持
採用担当者による一次選考を通過した候補者は、一般的に、特定の職種向けの自宅課題に取り組むことになります。これまで、ハーベイ氏は課題を Google ドキュメントとして候補者と共有していました。しかし、彼女は気付きます。「誰がそのドキュメントを見たか、または見ていないかを追跡できない」と。候補者による課題への取り組みを追跡できないため、どの候補者をフォローアップすべきか、優先順位を付けるのは容易ではありませんでした。
DocSend を導入した現在、ハーベイ氏は誰が課題に取り組んだかを確認できるようになりました。課題に目を通していない人物がいれば、連絡を取り、その職種に興味があるか確認することができます。「DocSend のおかげで適切なタイミングでフォローアップできるようになったため、課題の提出者数が 25 % も増加しました。」(ハーベイ氏)
DocSend は高度な保護機能を備えており、候補者が、同じ職種に興味がある他の人と課題を共有することはできません。また DocSend では、リンクの有効期限を設定したり、課題をダウンロードする機能をオフにしたりすることもできます。ドキュメントが他人に送信されないようにすることで、すべての求職者にとって公正な採用プロセスを維持することができます。
候補者との会話に役立つ分析機能
面接に臨む採用担当者や採用マネージャーにとって、候補者が自社についてどのくらいの知識があるかを把握したり、どのような質問をされるかを予想したりすることは難しいものです。候補者が第一印象で好感を持たれたいと願うのと同様に、雇用側も、優秀な人材を確保するために、面接プロセスでできるだけ良い印象を与えたいと考えます。
ハーベイ氏と採用マネージャーは、候補者が興味を持ちそうな会社の特徴や、予想される質問などを把握し、準備を整えたうえで面接に臨むことができます。たとえば、面接前に候補者が募集要項の企業文化に関するスライドを長時間表示していたことに気が付いた場合、その候補者と会話するときに、それらの内容について強調することができるのです。「候補者が何に興味を持っているか把握できるというのは、とても重要です。どのような点をアピールすべきか、候補者が何について疑問に思っているかなどを他の面接官に伝えることができます」とハーベイ氏は語ります。
変化の激しい求人市場において、候補者の現状、特に他社の内定を受けている可能性のある候補者の状況を知ることは難しいものです。優秀な候補者が自社の内定を受ける気持ちに傾いているかどうかを把握できれば、採用担当者はどこに時間を割くべきか判断できます。ハーベイ氏は、DocSend を使用することで、採用プロセスの後半戦で候補者の関心度を測ることができるようになりました。「いくつもの内定を受けている優秀な候補者が、当社の資料に再び目を通したという朗報を採用マネージャーに伝えることができたときは嬉しいですね。これはその候補者が当社を引き続き検討しているということですので、電話をかけて質問などがないか確認する良いタイミングかもしれません。」ハーベイ氏は DocSend を、候補者が内定通知に署名する可能性があるかどうかを採用マネージャーに伝えるための早期指標として活用しています。