DocSend の高度なセキュリティ機能で機密情報を保護
新しいベンチャー キャピタルのマネージング パートナーは、最初の資金を調達する際、自社のイメージと評判を守るために、いかにして機密情報を保護するかを考えるものです。クラウダー氏の場合は、DocSend を活用することで、数多くの潜在的 LP に送付する情報を厳格に管理しています。たとえば、仮想データ ルームのリンクを送る場合は有効期限を設定しているそうです。リンクの有効期限後に再びアクセスしてくる投資家もいるので、この場合は、投資を検討している可能性があると判断できます。
一方、情報を提供されていない個人がリンクにアクセスしようとした場合、クラウダー氏は仮想データ ルームを閲覧しようとしたのが誰であるかを正確に特定できます。「機密性の高い情報をオンラインで共有する場合は特にそうなのですが、一度送信ボタンを押してしまうと、後は自分の手を離れてしまい、どうすることもできなくなります。資金調達に関するドキュメントは、もっと厳格に管理できなければなりません。バーチャル会議が広く普及する中、DocSend は、ドキュメントが悪用されることはないという安心感をもたらしてくれています。」(クラウダー氏)
DocSend の分析機能で資金調達プロセスを最適化
資金調達プロセスの早い段階で、クラウダー氏は DocSend のドキュメント分析機能を利用してプレゼン資料に手を加えていきました。「当初は、どの情報に説得力があってどれにはないのかを、自分たちで見極めようとしていました。しかし DocSend では閲覧時間の長いページがわかるので、それを手がかりに資料の中で特に重要な部分を推測することができます」とクラウダー氏は話します。
DocSend の分析機能は、潜在的な投資家や LP とのミーティングで、相手が特に強い関心を抱いている部分に焦点を当てるのにも役立っています。プレゼン資料の中で特に閲覧時間の長いページを把握できるので、相手の関心事に合わせて話を進めることができるのです。「どのスライドの閲覧にどれだけの時間を費やしているかがわかれば、それに基づいてミーティングの準備をすることができますし、質問される可能性が高い点をあらかじめ把握することもできます」とクラウダー氏。DocSend の分析機能を使えば、資金調達プロセスの早期に行う潜在的投資家とのミーティングをうまく進めるための重要な情報を得ることができます。
出資の意欲がある別の潜在的投資家を簡単に把握
投資家に対し、同僚や同業者への紹介を依頼するのは気が引けるものです。DocSend では、誰かが資料へのリンクを別の人に転送したときに通知を受けることができます。リンクを転送したということは、受け取った相手がその資料に関心を持っている可能性があるということです。「私たちが資料へのリンクを送付した潜在的な LP が、『同僚のほうがこの話に興味があるかもしれない』とリンクを転送したときに、そのリンクの転送先を知ることができるので助かります」とクラウダー氏は言います。DocSend では、このように有望な潜在的投資家を簡単に見つけることができるので、相手がすでに仮想データ ルームを閲覧したかどうかを確かめるという面倒な作業に時間を浪費する必要がありません。
この転送先分析機能は、プレゼン資料が適切な意思決定者の手に渡ったことを確認するのにも役立ちます。「誰がプレゼン資料を閲覧し、リンクが組織内でどのように転送されているかを確認できるのはとても便利です。私の場合、リンクの転送は積極的なアプローチを始める合図になります。このような情報を得られるおかげで、勘に頼ることなく有望な相手にアプローチできます。」(クラウダー氏)
資金調達に関する機密資料を保護するためにブロック リストの活用を予定
Aperture Venture Capital は 7,500 万ドルのファンドの資金調達を続けているところであり、クラウダー氏は DocSend の機能をチームのためにもっと有効活用できないかと模索を続けています。「ブロック リスト機能を試してみようと思っています。この機能を既存のセキュリティ機能に追加すれば、部外者によるドキュメントの閲覧を防止しやすくなります。」
Dropbox と DocSend。クラウダー氏はこの 2 つのソリューションを活用しながら、自社のミッション達成に全力を注ぎ、新たな世代の多様な起業家を継続的に支援しています。