初回ラウンドの資金調達に成功した Aperture Venture Capital

ベンチャー キャピタル ファンドの Aperture Venture Capital は、機密性の高い金融情報のスムーズな管理、追跡、保護に Dropbox と DocSend を活用しています。

クリップボードを手にした男性

背景情報

Aperture Venture Capital はフィンテック(FinTech)を専門とする投資ファンドであり、Multicultural Mainstream(多文化社会のメインストリーム)の多様な起業家や企業に投資するコーポレート パートナー ネットワークです。同社のミッションは、投資回収を成功に導くためのエコシステムを構築してベンチャー業界を変革し、幅広い世代の多様な起業家が活躍できるよう支援することです。同社は DocSend のプラットフォームを活用して、主要な投資家や FIS、Truist Financial、PayPal などのリミテッド パートナー(LP)から資金を調達し、新世代の起業家やその会社を支援しています。

課題

Aperture Venture Capital の創業者でマネージング パートナーのウィリアム・クラウダー氏は、資金調達に関する機密性の高いプレゼン資料を潜在的な LP や投資家に共有して追跡する、これまでよりも安全な手段を必要としていました。

ソリューション

クラウダー氏は、投資関連ファイルを作成し社内外に共有する統一的な手段として、Dropbox のファイル ストレージ機能と DocSend の安全なドキュメント共有機能を利用することにしました。

社内の投資関連書類を Dropbox で安全に保管

ベンチャー キャピタルが投資ファンドを立ち上げ、資金を調達するためには、潜在的な LP と信頼関係を築く必要があります。この信頼関係を構築するために欠かせないのが、仕事をしている場所に関係なく、組織のファイルの安全性が保たれると相手側に信じてもらうことです。

自社で扱うすべてのファイルを保管する手段を探していたクラウダー氏は、自身が使い慣れたソリューションを利用することにしました。すでに個人向けプランで Dropbox を利用していた同氏は、直感的に使えるクラウド ストレージにファイルをまとめることがどれほど便利であるか、実体験として熟知していたのです。このため、会社用にビジネス向けのライセンスを追加することは、同氏にとってごく自然な流れでした。「当社では、業務全般で Dropbox を活用しています。ファイル権限を使えば、仕事相手に応じて各種ドキュメントへのアクセス権を付与するのも簡単です」とクラウダー氏は話します。法務関連の請負業者やフルタイムの社員、ファンド管理者など、自社と業務関係にあるさまざまな個人に対し、それぞれ固有のアクセス権限を付与することで、雇用契約書や給与体系、金融モデルなど日々の業務に必要な書類や資料に誰でも簡単にアクセスできるようにしています。

DocSend の仮想データ ルームを活用して最初の資金を調達

クラウダー氏は、Dropbox で Microsoft Office を使ってドキュメントを作成し、潜在的投資家に送付する準備ができたところで、それらを DocSend の仮想データ ルームにアップロードしました。データ ルーム ソフトウェアを選定するにあたり、数多くの選択肢を検討した同氏が最終的に DocSend を選んだのは、潜在的投資家にとってのユーザー エクスペリエンスが全体的にスムーズだったからです。「調達する必要のある資金の額や調達先のことを考えると、当社から提供する資料には、できるだけプロフェッショナルな印象を持たせる必要があると思っていました。それと同時に、潜在的な投資家や LP が簡単にアクセスできることも重要でした。その目的に最も適していたのが DocSend の仮想データ ルームだったのです」とクラウダー氏は説明します。データ ルームは、ブランド カラーや企業ロゴを配した、同社らしい洗練された雰囲気に仕上がっています。

DocSend の仮想データ ルームを運用し始めたクラウダー氏は、自社の紹介資料をすべてそこにアップロードし、潜在的な投資家と LP に共有しました。このデータ ルームには、ファンドのプレゼン資料やリーフレット、デュー デリジェンス関連の全資料がまとめられています。そのため潜在的投資家は、ファンドのドキュメントや投資メモをブラウザで直接、簡単に閲覧することができます。また同氏は、ファイルのダウンロードを許可する相手や有効期限を設定して、機密性の高いファンドの情報をきめ細かく管理しています。Aperture Venture Capital は DocSend の導入後、よりインクルーシブな経済の後押しを目的とした、多様性のある企業のための 7,500 万ドルのファンドの初回ラウンドをクローズしており、現在の第 2 ラウンドも順調に進んでいます。

「DocSend のおかげで、人々がスムーズに当社の資料にアクセスし、必要な資料をどれでも閲覧できるようになりました。使い勝手の良さと圧倒的な安心感が完全に両立しています。」

- Aperture Venture Capital 創業者/マネージング パートナー ウィリアム・クラウダー氏
ウィリアム・クラウダー氏

仮想データ ルームで共有した資料をいつでも更新

ベンチャー キャピタルにとって、投資家へのメッセージを何度も練り直すのは普通のことです。潜在的投資家に響く効果的なメッセージができあがるまで、マネージング パートナーは最初のアイデアに何度も手を入れます。

Aperture Venture Capital にとっての最初の資金調達を行う際、クラウダー氏は、プレゼン資料のいくつものバージョンを比較検討しましたが、DocSend のおかげでスムーズに作業することができたと言います。細部までこだわったプレゼン資料を早い段階で共有し、繰り返し変更を加え、ブランド設定やメッセージ、仮想データ ルームの全体的な印象を改善していきました。クラウダー氏は、更新のお知らせやメールの添付ファイルを何度も送ることなく、効果的なメッセージを潜在的投資家に届けたいと考えていました。「DocSend では、プレゼン資料や仮想データ ルームを更新したときに、情報の最終的な受け手にその都度通知する必要がありません。資料にアクセスした人は、自動的に最新版を目にすることになるので、わざわざ更新を知らせる必要がないのです。おかげで常に最適なメッセージを発信することができます。これは特に、相手との関係性を築こうとするタイミングでは重要なことです。」

DocSend のデータ ルームを資金調達に使うことを決断した最大の理由は、バージョン管理に対応している点です。情報の提供とアクセスを管理できることは、当社にとって非常に重要なポイントでした。

- Aperture Venture Capital 創業者/マネージング パートナー ウィリアム・クラウダー氏

DocSend の高度なセキュリティ機能で機密情報を保護

新しいベンチャー キャピタルのマネージング パートナーは、最初の資金を調達する際、自社のイメージと評判を守るために、いかにして機密情報を保護するかを考えるものです。クラウダー氏の場合は、DocSend を活用することで、数多くの潜在的 LP に送付する情報を厳格に管理しています。たとえば、仮想データ ルームのリンクを送る場合は有効期限を設定しているそうです。リンクの有効期限後に再びアクセスしてくる投資家もいるので、この場合は、投資を検討している可能性があると判断できます。

一方、情報を提供されていない個人がリンクにアクセスしようとした場合、クラウダー氏は仮想データ ルームを閲覧しようとしたのが誰であるかを正確に特定できます。「機密性の高い情報をオンラインで共有する場合は特にそうなのですが、一度送信ボタンを押してしまうと、後は自分の手を離れてしまい、どうすることもできなくなります。資金調達に関するドキュメントは、もっと厳格に管理できなければなりません。バーチャル会議が広く普及する中、DocSend は、ドキュメントが悪用されることはないという安心感をもたらしてくれています。」(クラウダー氏)

DocSend の分析機能で資金調達プロセスを最適化

資金調達プロセスの早い段階で、クラウダー氏は DocSend のドキュメント分析機能を利用してプレゼン資料に手を加えていきました。「当初は、どの情報に説得力があってどれにはないのかを、自分たちで見極めようとしていました。しかし DocSend では閲覧時間の長いページがわかるので、それを手がかりに資料の中で特に重要な部分を推測することができます」とクラウダー氏は話します。

DocSend の分析機能は、潜在的な投資家や LP とのミーティングで、相手が特に強い関心を抱いている部分に焦点を当てるのにも役立っています。プレゼン資料の中で特に閲覧時間の長いページを把握できるので、相手の関心事に合わせて話を進めることができるのです。「どのスライドの閲覧にどれだけの時間を費やしているかがわかれば、それに基づいてミーティングの準備をすることができますし、質問される可能性が高い点をあらかじめ把握することもできます」とクラウダー氏。DocSend の分析機能を使えば、資金調達プロセスの早期に行う潜在的投資家とのミーティングをうまく進めるための重要な情報を得ることができます。

出資の意欲がある別の潜在的投資家を簡単に把握

投資家に対し、同僚や同業者への紹介を依頼するのは気が引けるものです。DocSend では、誰かが資料へのリンクを別の人に転送したときに通知を受けることができます。リンクを転送したということは、受け取った相手がその資料に関心を持っている可能性があるということです。「私たちが資料へのリンクを送付した潜在的な LP が、『同僚のほうがこの話に興味があるかもしれない』とリンクを転送したときに、そのリンクの転送先を知ることができるので助かります」とクラウダー氏は言います。DocSend では、このように有望な潜在的投資家を簡単に見つけることができるので、相手がすでに仮想データ ルームを閲覧したかどうかを確かめるという面倒な作業に時間を浪費する必要がありません。

この転送先分析機能は、プレゼン資料が適切な意思決定者の手に渡ったことを確認するのにも役立ちます。「誰がプレゼン資料を閲覧し、リンクが組織内でどのように転送されているかを確認できるのはとても便利です。私の場合、リンクの転送は積極的なアプローチを始める合図になります。このような情報を得られるおかげで、勘に頼ることなく有望な相手にアプローチできます。」(クラウダー氏)

資金調達に関する機密資料を保護するためにブロック リストの活用を予定

Aperture Venture Capital は 7,500 万ドルのファンドの資金調達を続けているところであり、クラウダー氏は DocSend の機能をチームのためにもっと有効活用できないかと模索を続けています。「ブロック リスト機能を試してみようと思っています。この機能を既存のセキュリティ機能に追加すれば、部外者によるドキュメントの閲覧を防止しやすくなります。」

Dropbox と DocSend。クラウダー氏はこの 2 つのソリューションを活用しながら、自社のミッション達成に全力を注ぎ、新たな世代の多様な起業家を継続的に支援しています。

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