急いでいるのに待つしかない。仕事でそんな状況に直面し、作業の流れが止まるとイライラするものです。特に、締め切りが迫っているときには大きなストレスを感じてしまいます。そのようなとき、ただファイルが届くのを待っているのは時間がもったいないだけです。Dropbox の機能を使えば、ファイルの収集を Dropbox に任せることができます。ここでは、Dropbox のファイル リクエスト機能を使って、仕事に必要なファイルをまとめて収集する 3 つの事例をご紹介しましょう。
業者に入札を依頼する
提案書の収集は、時間のかかる面倒な作業とは限りません。新しいプロジェクトの入札を募る場合、ファイル リクエスト機能を使えば、リクエストを作成してリンクを業者に送付するだけで入札を依頼でき、入札のファイルはあなたの Dropbox アカウントに直接アップロードされます。期限に余裕がない場合も、Dropbox Plus と Dropbox Business なら、締め切りを設定することで早めの対応を業者に促すことができます。締め切りの日時を設定して、入札の受付期限を周知しましょう。
課題を学生から回収する
カリキュラムの作成やテストの採点、レポートの確認で手一杯の教員の皆さんには、学生一人ひとりの課題提出状況をチェックする余裕などないでしょう。それなら、課題の提出時期が来たら Dropbox のファイル リクエストを学生に送りましょう。ファイル リクエストを受け取った学生は、リンクをクリックし、パソコン上のファイルを選択し、名前とメール アドレスを入力して、ファイルをアップロードできます。Dropbox へのログインは必要ないので、Dropbox アカウントを持っていなくてもファイルを提出できます。
モデルや俳優の履歴書を審査する
広告代理店では、CM 出演者を決めるため、モデルや俳優に履歴書と参考映像の提出を求めることがよくあります。特にエキストラが必要な案件の場合、ファイルの数は膨大なものになるので、ファイルを個別に収集、管理しようとすると、収拾が付かなくなりがちです。このような場合も、Dropbox を使えば、受け取ったファイルを簡単に整理できます。複数のプロジェクトを抱えている場合には、リクエストごとに専用のフォルダを作成し、各フォルダにファイルを仕分けることが可能です。作成できるファイル リクエスト数に制限はなく、Dropbox Plus または Dropbox Business であれば、最大 20 GB のファイルをアップロードできます。