結果
業務負担は、体感値で半分以下コスト削減、契約スピード向上の効果も
TSUKU TSUKU では、2021 年 11 月より Dropbox Sign の利用を開始。主に「ツクツク!!!」の出店事業者と電子契約を交わす際に活用しています。
その導入成果について、「業務効率化やコスト削減などさまざまな面で効果が出ている」と澤根氏は説明します。
「Dropbox Sign の導入前は、契約書の原本をデータ化して保管していたのですが、Dropbox Sign 導入後は、契約書をデータ化する際に行なっていたスキャンやリネームの工程をなくせました。その分、社員が他の業務を行えるようになり、業務効率化も進んでいます。また、契約書を電子化したことで、紙書面のやりとりで必要だった郵送代や封筒代、印刷代などのコストを削減できました。さらに、郵送のプロセスを省けたことで、契約から実際の出店までの時間を大幅に短縮でき、多くの出店事業者様から、『驚くほどスピーディに出店できるようになった』と喜びの声をいただいています」(澤根氏)
この他にも、「契約書類の保管場所が不要になったこと」や、契約の電子化で対面機会が減少し、「COVID-19(新型コロナウイルス感染症)の感染対策につながっている」点も澤根氏は導入効果に挙げました。
実際に契約業務を担っている阿比留氏は、Dropbox Sign 導入により、業務負担や手間が「体感値で(以前の)半分以下になった」と説明します。
「特に 2022 年の秋は出店事業者様との契約数が急増し、1ヶ月で数千件もの契約を交わすような状況が生まれました。もし、このときに Dropbox Sign を導入していなかったら、私たちだけではとても対応できなかったと思います。このような経験からも、契約業務における負担や手間は、以前と比べ半分以下にまで下がっていると感じています」(阿比留氏)
こうした導入成果を受け、TSUKU TSUKU では、Dropbox Sign と社内の顧客管理システムとの API 連携を予定するなど、さらなる活用範囲の拡大を計画しています。また澤根氏は、Dropbox および販売パートナーが販売しているドキュメント管理やその他のサービスについても、「時期を見て利用の検討を開始する」と言及。
「今後、多岐にわたる事業展開が予想される中で、『契約』という重大な局面はもちろん、その他の経営課題が生じた場合にも、サービスの利用を検討したい」と、幅広いサービスの導入に前向きな姿勢を示してくれました。