結果
Dropbox Paper による議事録の活用、Dropbox Transfer での外部共有も実現
Dropbox によって、月星製作所は業務上必要な多くのファイルの一元管理を実現。全文検索機能により、必要な情報に素早くアクセスできる環境が実現できました。また昨今のコロナ禍ではテレワークに切り替える社員が多くいましたが、社外からのアクセス性が高まったことも大きなメリットになっています。
「CAD データをはじめとするニッチなファイルも、ほとんどがプレビュー表示できます。そのため、タブレットを使った工場現場での図面確認作業も大きく省力化されました。従来は一度 PDF ファイルに変換して保管していましたが、その作業は不要になっています」と西出氏は付け加えます。
Dropbox は、ほかにもさまざまな業務シーンで活躍しています。一例が、Dropbox Paper のブレーンストーミングへの活用です。同社では、人材育成施策の一環として、社長以下数名の社員によるコメント投稿型のオンラインディスカッションを実施しています。その土台になるツールに、Dropbox Paper を活用しているのです。
「1 日 1 テーマで行ったディスカッションの内容は、編集した上でメルマガとして社内に配信しています。一連の編集作業がスピーディに行えるため、非常に役立っています」(西出氏)。
もう 1 つが、取引先との情報共有です。従来、部品製造を外部に委託する際は、図面データを紙にコピーして渡していました。この図面の共有を、フォルダ共有機能や Dropbox Transfer によって行えるようにしたのです。
「図面は頻繁に改訂されるため、以前は旧版を回収してから最新版を渡すといったプロセスが必要でした。Dropbox 導入後は、外部共有用のフォルダをつくり、そこに常に最新版だけを入れるようにすることで、誤って旧版を参照してしまうミスを防いでいます。また、Dropbox アカウントを持たない取引先には Dropbox Transfer で送付します。取引先に旧版の紙が残ることもなく、情報管理の面でもよいと感じています」
と西出氏は紹介します。
現在は、グループ企業 3 社にも Dropbox を展開中。さらに今後は、顧客や社外コンサルタントとのデータ共有も推進することで、一層の業務効率化、コミュニケーション円滑化を図っていくそうです。
「Dropbox の強みも生かしながら、これまでと同様のセキュリティと、効率化を両立していければと思います」
と西出氏は語りました。
クラウドストレージの利点をフルに生かしながら、社内外における情報利活用を加速する月星製作所。今後の取り組みにも注目です。
※ 1 Advanced プランでは必要に応じてストレージ容量を無制限に追加可能
※ 2 株式會社月星製作所調べ