“Dropbox Replay と連携した Pro Tools なら、修正箇所がピンポイントで表示されますのでヒューマンエラーは一切発生しなくなります。これは革命的な変化だと思います。”
株式会社Numéro.8 代表取締役 岡 ナオキ 氏
Dropbox 導入の主な効果
- Dropbox Replay と Pro Tools で進捗状況をリアルタイムに共有できるため、フルリモートでの分業体制が大幅に効率化
- 修正箇所と作業内容をマーカー機能で正確に把握できるため、認識のずれによるヒューマンエラーが皆無に
- 音楽制作業務だけでなく、プロジェクト全般の進行管理やバージョン管理などのマネージメント業務も容易に
ソリューション
Dropbox Replay と Pro Tools の連携で、より正確で効率的、質の高い作業環境を実現
2024 年 6 月、Dropbox の映像/音声レビュー用クラウドアプリケーションである「Dropbox Replay」と、プロ向けの音楽制作アプリケーションとして定番の Avid「Pro Tools」が連携されたことは、この課題を解決する決め手となりました。岡氏は 1 つ目の効果として、柔軟かつ効率的に共同作業を行えるようになった点を挙げています。
「以前は作業を開始する時間をあらかじめ決めたうえで一緒にログインし、LINE で会話をしながら、Pro Tools で再生された音を同時に確認する方法を採っていました。つまり毎回 ”待ち合わせ” をしていたわけですが、Dropbox Replay と Pro Tools の連携により、作業データのアップロード完了を連絡するだけで、各スタッフが好きなタイミングで確認・修正作業を開始できるようになりました。物理的な時間の制約から解放される一方、作業の進捗をリアルタイムで確認できるので、フルリモートでの分業体制はさらに効率化されています。」
2 つ目の効果は、作業精度の飛躍的な向上です。
「従来は例えばメールで『7 小節目 2 拍目裏 =ノイズが気になります』という指示を出していたとしても、受け取り側が理解した ”つもり” で誤った作業をしてしまうケースがありました。音楽業界では『シャカシャカ』や『ソリッドに』といった感覚的な表現もよく使われるので、作業内容の正確な理解は、その意味でも課題になっていました。しかし Dropbox Replay と連携した Pro Tools なら、修正箇所とコメントがマーカー機能によりピンポイントで表示されます。作業指示も一元化できるので、認識のずれによる ヒューマンエラーは一切発生しなくなります。これは革命的な変化だと思います。」
3 つ目は実装や運用の容易さです。Pro Tools は、Dropbox Replay の既存のワークフローに簡単に組み込むことができます。また、作業を行うスタッフは、ホスト側から送られた共有リンクをクリックするだけでブラウザ上に同じ UI を表示できるため、リモートでスペックの異なるマシンからアクセスしても、スタジオで一緒に作業しているような環境が再現されます。岡氏は「これも Dropbox Replay とPro Tools の組み合わせならではのメリットだと思います」と高く評価しました。