結果
社内外とのコミュニケーションを担う重要ツールとして活用したい
Dropbox Sign は、同社のデジタルトランスフォーメーション(DX)推進にも大きく貢献しています。同社は現在、IPA(独立行政法人 情報処理推進機構)が掲げる「DX 認定」の取得を目指して取り組みを続けています。DX 認定とは、DX 推進に向けて準備が整った「DX-Ready な状態」の事業者を認定する制度のこと。
「認定取得に向けてはセキュリティ面を強化したり、さまざまなデジタルの仕組みを整備したりする必要があります。高いハードルを越えるには、全社一丸になって進めることが肝心です」
と山本氏は紹介します。
一方、その認識を全社員が共有できているとはいいがたく、代表である山本氏と一部の社員だけが奮闘している状態であることが同社の悩みでした。
「Dropbox Sign の導入が、この状況を打破するきっかけになってくれています。具体的には今回、DX 認定取得に向けた社員との個人情報保護の誓約書の取り交わしを Dropbox Sign ベースで行いました。全社員が実際に Dropbox Sign による誓約書の取り交わしを経験してみたことで、業務のデジタル化や DX の取り組みを “自分ごと化” してくれたものと思います」
と山本氏は強調します。
これは当初予想していなかった効果ですが、うれしい誤算といえるでしょう。 Dropbox Sign が、ナリング・クリエイティブの DX の機運を盛り上げるツールとして機能しています。
「また、DX 認定の取得にあたっては、社員だけでなく、取引先の施工会社や職人さんとも、セキュリティに関わる契約を取り交わす必要があります。その意味で、今後も Dropbox Sign の活用範囲はどんどん広げていきたい。社員や取引先とのコミュニケーションを担う重要ツールの 1 つとして Dropbox Sign を定着させることで、さらに大きな効果につなげたいですね」
と山本氏は語ります。
契約業務に関わる顧客の負荷軽減、出張コストの削減のみならず、DX を前進させる駆動力としての役目も果たしつつある Dropbox Sign。Dropbox との相乗効果によって、ナリング・クリエイティブのビジネスの効率化とデジタル変革に大きなインパクトをもたらすことが期待されています。