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導入事例

Ausolan

Ausolan は、レストラン、清掃、給食サービス、イベントなどのサービス管理を業務とする主要ブランドです。Ausolan は Dropbox を利用して、組織全体の従業員や外部の関係者がいつどこでもコンテンツにアクセスでき、情報の整理や共有ができる柔軟なソリューションを提供し、それを通じて大規模に展開された業務を改善し、組織内外のコラボレーションの促進や顧客関係の改善を図っています。
ジグソー パズルのピースを組み合わせている 2 つの手

Ausolan での導入の主な効果

  • 17 のオフィス、16 のセントラル キッチン、13,000 人の従業員を 1 つのシステムに統合
  • いつでもどこでも業務や製品の情報にアクセスできる環境を大規模に展開
  • Ausolan の研究開発プロジェクトの要となるシームレスなコラボレーションを実現

Ausolan について

  • 100 % 国内出資のスペイン初の給食サービス協同組合
  • 2018 年の売上高は 2 億 3,000 万ユーロ
  • 売上の内訳は、協同組合向け給食サービスが 90 %、専門サービス(清掃)が 9 %、イベントおよびグルメ ケータリングが 1 %
  • 学校、企業、病院、個人宅向けに 1 日あたり 260,000 食以上を提供
  • 利益の 10 % を 100 以上の慈善事業に寄付し、過去 5 年間で 300 の団体を支援
  • モンドラゴン協同組合グループはスペイン全土に 2,200 以上のクライアント センターを保有

課題

チームの連携を強め、顧客により良いサービスを提供する

Ausolan は、さまざまな事業を数多く展開する大規模な協同組合です。スペイン国内に 17 のオフィスと 16 のセントラル キッチンを持ち、フランスとチリにも進出しています。旧来の分野で事業を展開しているにもかかわらず、その技術は際立っており、クライアント、従業員、メンバーにより良いサービスを提供すべく、プロセスを改善しています。近年は、学校給食サービス向けの支払い管理システムや 3D 食品印刷などの新しいテクノロジーを導入しています。現在は準備段階にある 3D 食品印刷とは、さまざまな食品添加物製造技術を使って 3D プリンターで食品を製造するプロセスです。

Ausolan は、クライアントのニーズに応え、安全かつ健康的で持続可能なおいしい製品を提供することを成長戦略の中心に据えながら、同時に新たな事業や市場への多角化も図っています。規模拡大に伴い、Ausolan では、管理ワークフローを最適化し、組織内のコミュニケーションを改善し、業務や製品に関する情報をあらゆるデバイスからどこでも利用可能にして、パートナーやクライアントへのサービスを向上するためには、革新的な技術を備えたツールが必要であることに気づきました。

ソリューションと主な効果

プロジェクト管理が 1 か所で完結するソリューションを見つける

多くの従業員がすでに知っていたため、当初から Dropbox が魅力的な選択肢でした。市場に出回っている他のプロバイダをテストした結果、Dropbox は使いやすさや相互運用性、アクセスのしやすさ、同期の高速性で際立っていることがわかり、Ausolan は Dropbox を選びました。

それから 4 年、ほぼすべての従業員がこのソリューションを使用して仕事の情報を整理し、計画し、同僚と共有しています。学校給食向けの食材購入から献立作成、病院での在庫管理、クライアントの製品発売会のためのイベント運営、ケータリング配送の物流管理など、プロジェクトに関わるすべての人が Dropbox をアクティブに利用し、幅広い機能の恩恵を受けています。

Dropbox は、現在 Ausolan が研究開発を進めている次のようなサービスの開発にも欠かせなくなっています。

  • 循環型経済:紙の使用や会議のための移動の必要性をできるだけなくし、持続可能な働き方を促進するための経済モデルです。
  • インダストリー 4.0:第四次産業革命のことで、Ausolan では、技術革新を経た各拠点間での業務調整が可能になります。
  • 新たな製品およびメニュー開発:Dropbox をコラボレーション プラットフォームとすることで、新しいレシピや製品開発に取り組んでいるさまざまなプロジェクト チーム間の交流が深まります。

CIO とチーム リーダーは、Dropbox の使い方やテスト方法について、組織内で従業員にトレーニングを実施しています。また、定期的にワークショップを開催し、ツールを紹介し、従業員に関連の深い改善点について話し合っています。

Ausolan は、スタッフのプロ意識とサービスの差別化を通じて付加価値を生み出しています。Dropbox は、その目標を達成するために必要となる革新的な技術を備えたインフラストラクチャとして重要な存在であり、組織内外のプロセスにおいて業務の高速化と向上に役立っています。

Ausolan システム技術者 アリツ・アメザガ氏

2020 年の Ausolan と Dropbox

コロナ禍における Ausolan への支援

Dropbox は Ausolan の経営陣にとって重要な役割を果たしました。従業員がさまざまな場所からシームレスに仕事を続けられるように、リモート ワークを実現することが急務だったからです。感染が蔓延する中、Ausolan は、学校や企業、病院などの方面にサービスを提供し続けるために懸命な努力をしました。そして、Dropbox はその成功の立役者でした。

Ausolan と Dropbox がパートナーとなり、コロナ禍にクライアントへのサービスを提供し続けるという課題に取り組んだ事例をいくつかご紹介します。

  • プログラミング部門:この部門では膨大な量の情報を日常的に処理しているため、ほんの数年前までは在宅勤務など思いも寄らないことでした。しかし、このような状況でも、Dropbox と Ausolan の新しいエンタープライズ リソース プランニング ソリューションのおかげで、一部のチームはリモート ワークによって非常に満足のいく成果を収めることができました。
  • オペレーター:Dropbox のおかげで、必要なすべての情報にクラウド上で直接アクセスできるようになりました。データは分類されてフォルダに整理されます。そして重要な点は、同僚と共有できることです。こうした機能により、特にクライアント対応業務において、信頼性の高い効率的な業務を確実に継続できます。
  • 感染防止:組織内の全員がいつでもどこからでもアクセスできる共通のフォルダを用意することで、Dropbox で新しい保健衛生ガイドラインを全従業員に簡単に伝えることができました。従業員は、感染が蔓延する中で自身の健康を守るための取り決めについて、タイムリーな情報を受け取っています。

クライアントのための仕事を最高の品質で時間どおりに成し遂げる。それがどれほど重要であるかを私たちは知っています。しかしコロナ禍では、それは Dropbox がなければ不可能だったでしょう。

Ausolan システム技術者 アリツ・アメザガ氏

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